研究情報の公開について 

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い、実施をします。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用い研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。

このような手法を「オプトアウト」と言います。オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。なお、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
情報利用に拒否を申し出ても不利益を受けることはありません
研究に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。お知りになりたい方は各研究の「問い合わせ先」へご連絡ください。

当院に関係するオプトアウト文書は以下の通りです。

 

2023年度に承認された研究

承認番号 部門 研究責任者 研究演題名 終了
2023-04 呼吸器内科 松竹 豊司 重症化リスク因子を有する軽症/中等症ⅠのSARS-CoV-2 感染症患者を対象としたエンシトレルビルフマル酸の有効性及び安全性を評価する無作為化モルヌピラビル対照比較試験

 

2022年度に承認された研究

承認番号 部門 研究責任者 研究演題名 終了
2022-08 看護部 金替 明子 心不全患者における増悪因子の関係性
~過去 5 年間の医学的因子、患者因子、社会的因子を調査して~
終了
2022-10 看護部 岩下 香奈美 大動脈瘤に対する経皮法とカットダウン法での患者負担の比較 終了
2022-12 看護部 江上 智帆 腹腔鏡下両手巻き込み症例における温風式加温装置ブランケット種類別の体温変化 終了
2022-14 糖尿病センター 川原 仁美 持効型溶解インスリン/GLP-1 受容体作動薬配合注の有効性の検討
2022-15 糖尿病センター 赤澤 昭一 Normo-,Micro-,Macroalbuminuria における eGFR 低下率、末期腎不全に至る推定年数の検討
2022-16 外科 進 誠也 鼠径部・腹壁ヘルニア修復術後の術後成績に関する前向き研究
2022-17 薬剤科 杉本 悠花 正常アルブミン尿である 2 型糖尿病患者の腎機能低下率に関する因子
2022-18 栄養科 篠﨑 彰子 糖尿病透析予防指導の7年間の効果の検討
2022-19 循環器内科 石崎 正彦 急性冠症候群の二次予防を目的とした地域連携クリニカルパスの有用性に関する研究
2022-21 看護部 福田 康恵 糖尿病に認知症を合併した症例への地域包括ケアも含めた自立支援への取り組み