安全対策室 
安全対策室について
2018年度の医療安全対策部の目標は「全部署のインシデント報告提出を定着する」を掲げ、これを組織的な共通目標としました。さらに目標を達成するための具体的な行動計画を立案すること、共通目標以外に自部署での目標があれば追加することを設定し取り組みました。結果、報告総数は年々増加しており、各部門からの報告は定着しつつあると考えます。但し、「インシデント報告の定着」に関しての達成度の基準は件数だけではないと考えています。改善が必要な背景要因が埋もれてしまうことなく、問題として表面化されるような報告のあり方を目指しています。その先にある最大の目的は、重大事故の発生を防止することです。そのためには、インシデント報告をしやすい風土作りが大切であり、報告された内容については情報収集を重ね問題を見極め、PDCAを繰り返すことが再発防止に繋がると考えます。
医療安全目標の取り組みは、今後も各部署のセーフティマネージャー(全ての管理者)と連携しながら 組織全体で継続することが 医療安全文化の構築に繋がると考えています。