診療情報 
消化器内科
消化器内科は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの疾患全般を対象としています。
福田、柴田(雄)、赤星、宮副の4名の医師が担当しており、外科の先生方とも連携し日々の診療にあたっております。
外来は、月曜日から金曜日のいずれの曜日も消化器担当医が診療を行っています。
内視鏡検査は、上部消化管内視鏡検査は月曜日~金曜日の午前、大腸内視鏡検査は月曜日~金曜日の午後施行しています。
上部消化管内視鏡検査は年間2800例、下部消化管内視鏡検査は年間1100例と症例数も豊富です。
消化管疾患の治療としては、胃および大腸の内視鏡的ポリープ切除術、消化管狭窄に対するステント留置術など内視鏡による治療を行っています。
また、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の内視鏡的止血術や食道静脈瘤の内視鏡的止血術等もおこないます。
潰瘍性大腸炎に対してLCAP療法、クローン病に対する抗TNPα製剤治療も行なっています。
胆・膵系疾患に対しての内視鏡的ドレナージ術やステント留置術、総胆管除去術も行っています。
肝疾患に関しましては、B型・C型慢性肝疾患のインターフェロン治療、B型慢性肝疾患の抗ウイルス剤(核酸アナログ製剤)治療を行っています。
B型・C型慢性肝疾患に対する治療(インターフェロン治療、核酸アナログ製剤治療)に係る医療費助成制度を利用するためには診断書作成が必要となりますが、当院は診断書作成医療機関となっています。
同制度を利用され、治療を行われている患者さんもおられます。
肝臓癌の治療に関しましては、長崎大学放射線医師に依頼し、肝動脈動注塞栓術を火曜日に施行しています。
また、エタノール注入治療やラジオ波焼灼治療も行っています。
消化器内科 医師一覧
福田 康弘
柴田 雄一
赤星 浩
宮副 由梨
腎臓内科
日本だけでなく世界中で透析患者は増加しており、医療経済的にも問題となっています。
また慢性腎臓病が心血管病変のリスクになることが知られており、推定GFR(e-GFR)が臨床的に利用されるようになりました。
高齢者が増加し、また糖尿病患者の増加もあり、今後も腎臓病疾患の患者は増加していくと思います。
CKDのガイドラインが出された以降、当院でも開業医の先生方からご紹介いただいた慢性腎不全患者の数も増えております。
保存的治療を行って、できるだけ透析導入を延ばせるよう、栄養士、看護士とともに指導を行っております。
すべての患者というわけにはいきませんが、食事療法、降圧療法などを実施して効果のある方も多数あり、今後も継続していこうと考えています。
また透析導入については、まず腹膜透析をファーストチョイスにと考えており、透析導入時には血液透析と腹膜透析の説明を行い、理解が得られれば腹膜透析導入を積極的に行っています。
腎臓内科 医師一覧
大坪 俊夫
宮﨑 健一
平井 達大
腎センターの詳細はこちらからご覧ください。