診療の足あと(病院指標) 

臨床指標とは

この臨床指標は、当院で行なわれている診療実績などをさまざまな指標をもちいて具体的な数値として示したものです。
指標を分析し、改善を促すことにより、医療の質の向上を図るとともに、患者様にとって分りやすい医療情報を提供することを目的としています。

光晴会病院の基本理念は
Humanism  医療の原点に立った心温まる医療
High Level  高度医療の提供
High Growth  職員一同連携し仕事を通じての人間的成長

であり、目標でもあります。

理念に謳う「高度医療の提供」にどのくらい近づけたかを私たちが自身が知り、そして当院を利用なさる皆様にお知らせすることが大切であると考えています。
当院では、平成22年7月より、全日本病院協会の「医療の質の評価・公開事業」に
参加しており、その内容は一部全日本病院協会のホームページ上に病院名が公開されています。
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)当該ガイドラインを遵守しています。

※件数が10件未満の場合は-(ハイフン)で記入しています。

令和2年度病院指標

年齢階級別退院患者数  ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 15 50 88 193 337 754 1035 947 240

当院は、長崎市の北部における基幹病院として主に急性期疾患を取り扱う一般病床として幅広い年齢層の患者様にご利用いただいております。
その中でも心臓カテーテル治療、人工透析治療、糖尿病、呼吸器疾患、内視鏡検査から外科的手術・化学療法等の医療を行っていることから毎年60代以上の患者様の割合が多い傾向にあります。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)  ファイルをダウンロード
内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 242 2.39 2.66 0 68.39
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 48 21.54 11.04 12.5 69.21
050130xx9900xx 心不全 43 19.79 17.23 6.98 84.35
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍 41 10.85 9.53 7.32 76.41
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 37 3.54 3.39 0 75.11

当院の内科は、腎臓・消化器・呼吸器・内分泌内科の専門医が勤務しております。
院内には、血液透析を行なう腎センター、生活習慣病教室等を行なう糖尿病センターがあります。
近年透析患者が増加したため透析ベッド数を54~61ベッドに増やしました。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 190 4.55 4.86 0 66.88
060235xx97xxxx 痔瘻 70 8.76 5.98 0 44.46
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱 58 11.47 9.23 1.72 66.05
060241xx97xxxx 痔核 55 10.78 5.64 0 57.87
060040xx99x6xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 54 5 4.48 0 65.24

疾患別ではヘルニア、肛門疾患、胆石、大腸癌、虫垂炎、乳腺、胃癌などの手術を行なっています。
腹腔鏡下での手術が増加傾向にあります。
肛門疾患においては200以上の手術が行われ、多職種による排便ケアチームが設立されました。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 92 3.35 2.54 2.17 73.79
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 46 7.98 7.13 0 77.63
11012xxx04xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 44 3.52 2.66 2.27 59.86
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 34 5.97 5.67 0 60.62
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 30 4.83 7.26 10 79.37

尿路結石に対し、体外衝撃波尿管結石破砕術を行っています。高齢者の結石性腎盂腎炎増加のため緊急のステント留置術が増加傾向です。
前立腺癌に関しては、前立腺針生検が行われ、その半数以上に前立腺癌が見つかっています。
全体の手術症例数は300件を超え、飛躍的に増加しました。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 178 3.02 3.07 0.56 72.69
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 104 5.71 4.44 0 72.86
050210xx97000x 徐脈性不整脈 43 12.26 10.56 0 80.81
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 42 12.33 12.09 2.38 70.05
050130xx9900xx 心不全 28 15.57 17.23 21.43 81.39

常に進歩を続けている医療技術に対応できるように、新しい治療デバイスの導入や研修を行い、長崎市内はもちろん、県内各地の患者様に最先端の医療が提供できるように24時間体制で臨んでいます。
また、人口の高齢化に伴い心不全の患者さんに対する取り組みを積極的に行い、再発・再入院を抑制するべく活動しています。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 21 2.05 2.74 0 69.48
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 18 15 15.88 0 83.17
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 12 13.25 11.56 0 79.25
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等なし 11 22.45 22.56 0 70.36
050080xx0111xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等あり 11 30.73 34.83 0 74
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤 11 26.64 29.23 27.27 65.64

ハイブリッド手術室での、胸部や腹部のステントグラフト内挿術、冠動脈バイパス術、弁形成・弁置換術等の症例があり、手術手技にのみならず、術後管理や栄養管理、さらには転院調整などトータルでの患者管理を行っております。
また、1泊2日で下肢静脈瘤の治療も行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発患者数  ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - 13 33 14 - 1 7
大腸癌 - 14 40 84 21 51 1 7
乳癌 24 20 - - - - 1 7
肺癌 - - - 14 - - 1 7,8
肝癌 - - - - - - 1 7

※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
悪性腫瘍の患者様に対する抗がん剤治療を積極的に行なっており、年間延べ1000件程度の治療を実施し抗がん剤治療も5年前と比べ1.5倍に増加しています。
新たな抗癌剤や分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬が次々に開発され、がん患者様の予後は今後ますます延長していくと思われます。
外来で行なう外来化学療法は、専用の化学療法室で治療を行なっています。
日本がん治療認定医・がん化学療法認定看護師・がん薬物療法認定薬剤師・外来がん治療認定薬剤師がおり、がん治療に関する幅広い知識と技術を取得し、抗がん剤治療を受ける患者様の予後ならびにQOLの改善とそのご家族の支援のためにチーム医療を実施しています。
□集計方法の詳細な定義
*令和元年度に退院した患者を対象としています
*患者数は延患者数

成人市中肺炎の重症度別患者数等  ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 56 22.2 82.18
重症 12 35.17 84.42
超重症 - - -
不明 - - -

成人市中肺炎の患者数が一番多くなっているのは、重症度1・2に該当する中等患者さまです。
原因としては、男性70歳以上、女性75歳以上に該当すると評価項目も1つにあげられるため、高齢化の影響と思われます。また重症度が上がるほど平均年齢が高くなる傾向にあります。

脳梗塞のICD10別患者数等  ファイルをダウンロード

ICD10 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
I63$ 3日以内 - - - -
I63$ その他 - - - -

昨年度の当院における脳梗塞の患者は10件未満でした。当院には脳神経外科がないということもあり、急性期の脳梗塞の患者の受入れはほとんどないと言えます。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)  ファイルをダウンロード
内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 223 0.44 1.32 0 68.95
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 37 1.16 8.3 8.11 74.73
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 25 6.24 10.32 12 84.44
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 23 11.04 11.57 8.7 74.13
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 23 1.87 1.7 0 67.65

40年以上の歴史をもつ透析部門があります。消化器内科では、ポリープ切除術が増加しています。その他、肝胆道系の内視鏡手術も行っています。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 193 1.17 2.47 0 66.72
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 71 4.66 6.08 2.82 64.49
K7462 痔瘻根治手術(複雑) 70 1.07 6.69 0 44.46
K7522 肛門形成手術(直腸粘膜脱形成手術) 44 1.11 8 0 60.95
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 37 1.59 5 0 65.49

腹部のヘルニア術は主に腹腔鏡下で行われており、件数は合わせて200件を超えています。
痔核・痔瘻等の肛門・その周辺の疾患に対する手術は合わせると年間200例を超えています。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 66 1.91 6.55 3.03 76.55
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 46 2.74 1.46 4.35 60.72
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 41 0.39 2.59 7.32 77.34
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 34 3.32 5.12 2.94 60.68
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 16 1.5 6.25 0 75

日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門教育施設・基幹教育施設であり、社会全体の高齢化が進むにつれて増加するといわれる泌尿器科系疾患に対応できる長崎市北部の数少ない泌尿器科専門診療機関です。
腹腔鏡下手術や経尿道的尿路結石破石術に積極的に取り組み、全体の術症例数は300例を超えました。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 93 2.71 4.76 1.08 74.33
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 29 2.86 10.31 3.45 80.1
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 28 0 13.57 0 70.07
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 26 3.65 4.5 3.85 75.69
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 22 0 11.36 0 73.23

当院では、循環器内科と心臓血管外科が協力し、それぞれの高い専門性を発揮して高度医療・急性期分野の医療を提供しております。
少数体性ながら循環器救急患者の受入れも積極的に対応し、地域医療に貢献しています。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 22 3.18 11.14 0 80.73
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 19 0 1.05 0 69.42
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 15 5.53 21.87 13.33 73.2
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 12 3.17 18.58 0 83

高度医療を支える設備として、平成24年にハイブリッド手術室が完成し、胸部や腹部のステントグラフト内挿術を行っております。
冠動脈、大動脈バイパス手術は、心拍動下バイパス手術(OPCAB)も行なわれています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 18 0.49
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 43 1.18
異なる - -

DIC、敗血症の発生率は少数といえます。手術後の合併症については、その半数以上が透析シャント部の狭窄・閉塞です。手術後の感染症も少数にとどまっています。

更新履歴

2021/09/29
「令和2年度病院指標」更新
2020/09/29
「令和元年度病院指標」更新
2019/09/30
「平成30年度病院指標」更新
2018/09/28
「平成29年度病院指標」更新
2017/09/29
「平成28年度病院指標」更新
2016/09/27
「平成27年度病院指標」更新